資産を手に入れると安心感と快適性がもれなくついてきます。
いつの時代も家を買う方が得か、一生賃貸でいく方が得かという比較論はあります。これまで色んなファイナンシャルプランナーや住宅評論家がシミュレーションして来ましたが、結論的には支払い続ける金額については持ち家も賃貸もそう大差ないでしょう。
しかし、いつまで払っても自分のモノにならない賃貸住宅の家賃と、持ち家のために払う住宅ローンとは気持ちの上で大きく違います。持ち家は、確実に自分のモノになっていくという満足感が持てますし、あと○○年で自分のモノになるんだ、という安心感や達成感は持ち家だからこその味わいです。自分のモノになった暁に人に貸せば家賃収入だって手に入りますし、お子様に資産を残すことにもなります。
また、持ち家は快適性も格段に違います。仕事でヘトヘトになって帰り着いたとき、ご自分の趣味や好みを形にしたマイホームに帰るのと、お隣や上の階の音や振動が伝わる賃貸住宅に帰るのとでは高級ホテルと格安ビジネスホテルほどの違いがあります。この「快適性の違い」も、持ち家と賃貸住宅との比較されるべき対象なのです。
家を持つということは資産を形成すると言う経済的価値だけではありません。それ以上に安心感を手に入れ、ライフスタイルが充実し、生活が快適になる、という目に見えない価値がもれなくついてくることこそが重要なのです。
次回に続きます。