平成20年のリーマンショックが起こるまでの数年間、首都圏を中心に一時的に不動産価格が急上昇しました。いわゆる「都心のミニバブル」です。新築から数年経過した中古マンションが新築当時の価格よりも高値で売買されるなど明らかに「バブル」でした。しかしそのバブルもリーマンショック後は元の価格に戻りつつあります。現在はこれから住まいを手に入れようと思う人にとっては間違いなく「チャンス」と言えるでしょう。

バブル期の頃には大阪市内まで30分以上電車に乗り、最寄り駅まで歩いて15分程度かかっていた物件、今なら2,280万円程の新築一戸建が当時は6,880万円位と約3倍もしていました。もっと便利のいい立地に住もうと思ったら8,000万円以上は覚悟しなければなりませんでした。それがバブル崩壊から随分年月が経ち、地価が大幅に下落したことで、今は若い方でも買える物件がたくさん出てきています。例えば、奈良県や堺市で見てみると、新築一戸建は1,780万円から物件はあります。新築だけでなく中古でも価格の安い、いい物件がたくさんあり、選択の幅は広がっています。自分のライフスタイルや生き方がわかっていれば、それに合った理想の住まいが手に入るようになってきているのです。



今はこのような物件がたくさん出てくるようになり、ぎりぎりのローンを組まなくても、理想の住まいを手に入れることが出来る時代になったのです。ですので、今は焦って家を買う必要はありません。住みたい家のイメージがまだ漠然としているなら、家の形をイメージするより先に、ご自身のライフスタイルや生き方をご理解される方が近道です。

夢を壊すようなことを言いまして、恐縮ですが、「家が欲しい」という衝動で住宅購入に向かってしまえば、満足度も低くなり、失敗も起こる事でしょう。もし、購入後その失敗に気づいてもそうそう簡単に買い替えることはできません。今はこれから住まいを手に入れようと思う人にとっては間違いなく「チャンス」と言えると言いましたが、このチャンスは短期的なものではなく、中長期的に続くでしょう。だから焦らず、じっくり構えて、自分にとっての理想の住まいを手に入れればいいのです。

次回 「日本人特有の「一家の主(あるじ)」思想」 へ続きます。



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